田端氏 @tabbataを擁護したら炎上した件について

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 はてなブックマーク - 田端氏の「子供が死ぬのは仕方ない」発言は、親の心情としてはわかる話 - popaikenzo’s diary

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9割罵倒ですw

このブログはまだ記事が8つしかなく、はてブの仕組みもよくわかっていないのですが、アホ知的レベルが低い人たちが好き勝手にコメントできる仕組みだと言う事はよくわかりました。

いっぱい頂いたコメントについては、殆どがくだらない内容ばかりですが、興味深いものや説明した方がいいと思われるものあったので、よくある批判を挙げて、いくつか説明してみます。

  • ある子が亡くなった時に、その子にまつわる悲しみが他の子がいたら軽くなるということはないので「悲しみのリスク」分散は理解できない。

こういう意見は多かったですね。先のエントリーでも述べたように、子供は一人一人がかけがえのない存在で代わりはききません。しかし、不幸にも先に亡くなってしまった場合に、他にも子供がいる事で救われる部分は必ずあると思います。「代わり」ではなく、「支え」なんですね。例えば、不慮の事故で子供が亡くなった場合に、他に子供がいるかどうかで、悲しみの深さは同じでも、その後の人生の向き合い方の難しさは変わると思います。これは親だけでなく子供たちにとってもそうでしょう。

もちろん子供が増えれば増えるほど、単純に子供を失うリスク自体は上がるわけですが、残った子供たちが支えになってくれる効果の方が大きいだろうと僕は感じています。

プライベートライアンという映画があります。ライアン四兄弟のうち上3人が戦死してしまったため、スペシャルチームを作り、4人目のライアンを決死の覚悟で救いに行く話です。なぜライアンを救わなければならないのか?

家の存続もあるでしょうが、お母さんを一人にできないだろうというセリフがあったように思います。子供3人を亡くして悲しむお母さんの支えになれるのはライアンしかいないから、死ぬ覚悟で助けに行ったのです。

「支え」という考え方はそれほど突飛な考えでしょうか? 

  • 子供を所有物かペットだと思っている

これも多かったんですが、正直意味がわからなかったです。逆じゃないですかね。子供を事故で失いたくないなら、ずっと自分の手元に置いて、外に出かけさせず、少しでも危ない事は何にもさせなければいいのです。しかし、彼らは子供とはいえ他人であり、彼らの人生を親は100%コントロールできない、危ない事でも彼らがやりたいなら自主性を認めてあげなければならない事もある。それが、子供が死ぬかもしれないリスクを受け入れるということです。リスクはゼロにできないと諦めるから、誰かがいなくなっても残りでお互いを支えるように、数を増やしたいのです。

  • 妻や子供にそんな事を言えるのか?

言えない理由がわかりません。奥さんにははてブのコメントまで見せてますが、意味がわからないと困惑していました。仮に3人目ができたとして、子供たちには、誰かがいなくなっても、みんなで支え合えるように、3人にしたんだと説明すると思います。何か問題があるのでしょうか。誰かが誰かのバックアップというわけではありません。たとえ誰かが不幸にもいなくなっても、残ったメンバーで支え合い、家族としての機能を維持するためには、人数は多い方がいいというシンプルな話です。

総合すると、こういった感情的な嫌悪感によるコメントが多かったように思います。これらを感情論で価値がないと切り捨てるのは簡単ですが、なぜそういった感情が生まれるのかを考えてみましょう。

子供が大事で一人一人はかけがえのないものであるということと、仮に子供に不幸があった場合でも、他の子供がいてくれた方が心強いという事は排反するものではないのに、そういう観点にそもそも抵抗があるようです。

こういった感情的反発の背景に、子供の死すら想定して具体的に対処しようとする発想そのものが、子供の死を何とも思ってない、辛いと思っていないサイコパスだという発想があるように思います。逆です。むしろ人一倍恐怖があるからこそ対策を考えようとするのです。

子供に何もなく無事に大きくなりますようにと祈っても結果は何も変わりません。最大限取れる対策は取って、それでもどうしても残ってしまう固有のリスクについては受け入れざるを得ません。そうすると起きた時のダメージを軽減する事を考えるのが、合理的な思考になります。

そんな悲惨な事態を想定する事が悪であるという発想は、かえって悲惨な事態を呼び込んでしまう。これをきっかけとして、リスク管理とは何かについて考えてみてもよろしいかと思われます。