30代の大腿骨頸部骨折記録②〜N病院〜

事態が飲み込めませんでしたが、午後の仕事の予定をキャンセルして、紹介された近所のN病院に行きました。

診察室に入ると、若い先生でしたが、レントゲンを前に頭を抱えてうんうん言ってました。「患者の前でそんなベタなアクションはアリなのかよ…」と思いましたが、先生は、開口一番これは難しいねと。ストレートに行けば人工股関節でしょうと。

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信じられませんでした。さっきの病院でもそんな事を言われましたが、そんな大げさな!と思っていました。

つい先月まで毎日朝に走っていて、ミニマラソンに出たりしていたのです。そもそも人工股関節ってなんやねんという状態です。

ただ、先生は、「貴方はまだ若いから、私は人工股関節を入れたくない。骨をボルトでつなぐ手術をしたい」と仰いました。今はだいぶ良くなっているが、20年ごとに取り替え手術がいるし、特定の動作を取れば脱臼する事もある。貴方が80まで生きるとすれば、合計3回手術が必要になるが、それは現実的ではないと。そもそも人工股関節はあまり動く事を想定していない高齢者用のインプラントなんだと。 ちなみにこんなのです。

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アッー!!怖い!

しかし、骨折だけならまだしも転位が起きているので、くっつかない、もしくはついても壊死を起こす可能性が高いと言われました。骨頭にはあまり血流が通っておらず、転位で血管が引きちぎられているとすれば、骨が付いても血流が届かず、骨が腐り始めるからです。

「治る可能性は、50%…いや、30%ぐらいでしょうね。なお、骨折から時間が経っているので整復が難しくこのまま繋ぐことになると思います。すると、左右で脚長差が出ますが、、1.6センチですね。」

僕は手術はおろか入院も骨折もしたことがなく、風邪も10年は記憶にないような健康体でした。人工股関節も現実的でないけど、骨接合も成功率30%、、詰んでるとしか思えませんでした。よくわかりませんが、それだけ足の長さに差が出て歩くのに支障はないのでしょうか、、

とりあえずGWに手術の予約をして、さまざまな検査をして帰る事になりました。

狐につままれたようで状況が理解できませんでした。嫁さんに相談したところ、別の大学病院にも行って話を聞いてみようと言われ、元のO病院に戻って、義父が手術をしたJ病院の紹介状を書いてもらう事にしました。最初の病院の先生は元々J病院の出身者だったので、次の日には診察の予約を取る事ができました。これはラッキーだったのかもしれません。