30代の大腿骨頸部骨折記録⑧〜免荷生活〜

退院してからは比較的精神も安定するようになっていきました。

入院中は不安定な精神状態のまま、ツイッターに弱音や愚痴を鍵垢で書き込んでいたのですが、それを疎ましく思った人とトラブルになり、かえってツイッターを続ける事が精神状態にとって良くない事になってしまいました。そこで、アカウントは消すことにしました。

O医師からは2ヶ月間は免荷(体重を左足に一切かけないこと)と言われていました。要は座ってる時を除いて、左足の裏を絶対に地面につけないようにする必要がありました。実際は免荷は2ヶ月どころか4ヶ月も続く事になりました。

若手の医師からは1週間ぐらいで荷重開始できると言われていたので、そう言われた時は後ろにいた若手の医師も驚いた顔をしており、後で謝罪に来られました。

私が調べた限りでは、CHSでガッツリ固定している場合に、免荷をするとしても、長くて1ヶ月です。2ヶ月は長いなぁと思いました。O医師は石橋を叩いてもなお渡らないタイプ(川上哲治)で、慎重極まりない性格でした。

僕の家は戸建だったので、松葉杖の移動が大変でした。大変だけならいいのですが、転んでしまって左足を地面についてしまったら終わりです。実際、手術前には階段で派手に転んでしまい、あれで転位したのではないかと思っています。階段移動はいつも極度の緊張の中で行っていました。

お風呂には松葉杖は持って入れないので、ケンケンで移動し、湯船に入るために、お風呂の端を掴んで、腕力で身体を持ち上げて、両腕と右足を支えにして、左足に体重がかからないよう慎重に体重移動する、、確かにこれは老人には無理なので、老人にはインプラント一択なのでしょうね。

一事が万事こんな感じでしたので、外には出ず、家でも極力移動は控えました。

5月23日、退院から3週間経って病院へ行きました。レントゲンで骨頭壊死の兆候を指摘されてしまえば、その時点で終わりです。当日の朝はピリピリしてしまい、妻に八つ当たりしてしまいました。

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このレントゲンは手術直後のものですが、左側がささくれのように乖離しているのがわかるでしょうか。これが埋まればくっついた事になります。この時点のレントゲン(写真撮り忘れ)を見ると、骨折箇所がうっすらボヤけたようにも見え、仮骨の形成が始まったようにも見えました。

O医師に聞いたところ、その可能性もあるが、レントゲンの写り方で何とでも変わるので、何とも言えないという慎重なお答えでした。

この時まで出勤できず家で仕事をしていたので、もう出勤をしていいか確認したところ、O医師は渋い顔でした。骨の事だけ考えるなら、外出する事で、転んだりつまづいたりで、左足に体重がかかってしまうリスクがあるので、できるなら出勤しない方がいいとの事でした。

確かに理屈はわかりますが、その理屈だとあと数ヶ月は出勤できなくなります。

これ以上職場に迷惑をかけられないので、職場復帰を強行する事にしました。