仕事が遅い人、その原因と対策

f:id:popaikenzo:20190510224136j:image

ある女性が、自分が仕事が遅いことで悩んでおり、その相談に乗っている時に、仕事が遅い人には一定の共通点があるのではないかと思った。それらをパターン化できれば対策を立てる事も可能なはずである。僕自身はやや雑だが、仕事は早い方だとは思う。

以下に、仕事が遅い人に共通する特徴を列挙してみたい。一言で言うと、真面目さが悪い方に出ている人が多い気がする。

時間をかけるべきタスクとそうでないタスクの区別がついておらず、取捨選択ができない

仕事が早い人というのは、処理能力が必ずしも高いというわけではなく、時間をかけるべき仕事とそうでない仕事の見極めがうまい。

全体の中で自分のやる作業がどういう意味を持っているのかよくわかっているから、あまり重要性のない作業はやらなかったり、手を抜いたりして、しかし影響度の高い重要な仕事な仕事には時間をかけるクセがついている。

例えば、資料一つ作るにしても誰も真剣に見ない資料は適当に作るし、皆が熟読する重要な資料は徹底的に時間をかける。

仕事が遅い女性にそういう話をしたところ、「手を抜いていい仕事があるという発想がなかった」と言っていた。それは遅くなるだろうな、、

手を抜く事は悪い事と思っていて、真面目さが悪い方に出ているのである。しかし、真面目である事より、成果が出ないことの方が、周りに迷惑をかける事もある。

人に聞かずに自分で解決しようとする

手が止まっている時間が長いほど、仕事は遅くなる。もちろん考えないで仕事をするのはダメだが、どうせ人間一人で考えて出てくる発想なんてたかが知れてるので、ある程度考えたら他人に意見を求めた方がいい。仕事が遅い人はそれができない。自分で解決しようとしていつまでも考えているから作業が進まない。なぜ聞かないのかと聞くと、聞くことが恥ずかしかったり、聞く事で他人の時間を奪ってしまうのが申し訳ないという。でも仕事が進まなければかえって周りに迷惑をかけるし、聞くことが恥ずかしいという発想は、成果を出す事よりも、自分のプライドや気持ちを重視してしまっているということになる。

僕の会社は毎年新人が入ってくるが、その後に伸びる新人はとにかく聞いてくる。伸びてこない新人はあまり聞かない。新人ながらいい仕事をしようと思えば嫌でも聞くしかないから、それが出来る人は、最初から結果にこだわるマインドがあるということだと思う。

結果を出すことよりも、真面目に取り組む事を重視している

仕事が遅い人の中には、仕事が遅くても真面目にやっていれば許されるという気持ちがどこかにあるように思う。逆に結果に問題がなくても手を抜いて作業した場合には、その事に罪悪感を感じていたりすることもある。同じ成果なら時間が短いほど生産性は高いのに!

結果を出す事よりも、自分がその過程において真面目であったかどうかを重視する姿勢は、結果に影響を受ける他人の事より、自己満足に重きを置いていることになり、実はエゴイストなんじゃないかと思う事もある。

では、仕事を早くするには?

上記の逆をやればいい。手を抜いていい仕事と時間をかけるべき仕事を色分けして、リソース配分する。その配分の仕方がわからなければ他人に聞く。真面目に取り組む事自体に価値はなく、どれだけ手を抜いて同じ結果を出すかという発想にマインドを変える。真面目さそのものには別に価値はないと割り切ってしまう。

なぜ自分は仕事が遅いのか、わかっていない人もいる。毎日どの仕事を何時間で終わらせるか計画を立てて、計画通りに仕事が終わったかどうかチェックするのも有効だ。仕事が遅い人は大体頑固なのだが、自分のやり方を変えない限り早くなる事はないので、何かを変える事が大事だと思う。