キングコング西野のプレゼンスキルの高さに感動した

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話題になっているキングコング西野氏のスピーチについて、なんとなく見てみたところ、人に自分の考えを効果的に伝えるためのノウハウが、詰め込まれていて、率直に感動しました。

キンコン西野 伝説のスピーチ「人生に失敗など存在しない」平成30年度近畿大学卒業式 - YouTube

プレゼンの技術がすごく、1人の人間がここまでの練度で物事をなすために、どれだけの訓練を積んだのだろうと思うと気が遠くなりました。

しかしネットで思いのほか評判が悪い模様。

深爪@新刊「深爪な"誰にも話せない"お悩み相談」発売中 on Twitter: "「いつか絶対に報われる日が来る」なんてのは無責任な言葉でしかなく、なんの励ましにもならないし、そもそも「針が重なったからってなんだよ」と思っちゃったので、もうぜんぜん頭に入ってこない。"

弁護士大西洋一 on Twitter: "新社会人には、こういうふわっとした例え話(よく分からないが故に後で何とでも解釈できるやつ)をしてきて上から目線で俺のところまでこいと言う人に気をつけろという話をしたい。マルチ・宗教・自己啓発・投資勧誘などで本当に多いんだわ。こういうの。 https://t.co/J1XBqoQ0fG"

僕は西野氏について何の予備知識もなく、何となく嫌われているのは知ってましたが、動いているところは初めて見たぐらいです。このプレゼンの何がすごいのか解説していきたいと思います。

客を自分の会話に参加させるには

プレゼンで難しいのは、スピーカーとリスナーの距離感です。スピーカーが自分の話に一生懸命になっても、リスナーがその話に全く参加しておらず、独りよがりになってしまう事はよくある事です。どうやってリスナーの関心を自分の話に引きつけるか。

ここで彼がとったのは、入場をやり直す事で、リスナーに声を出させ、席を立たせる事でした。

私は会社でよく研修講師をやるのですが、リスナーに参加してもらうために、最初に立って、もらい、立ったままのテーブルディスカッションで、声を出してもらっています。座ったまま話を聞いているとどうしてもだれてくるので、一旦立って声を出してもらう事で、まず自分たちもプレイヤーであると認識させるのです。これはリスナーの注意を引きつける意味で、非常にいい方法です。これによって一体感を生んで、自分の話に入ってきてもらう。

何度もはできないでしょうが、非常に巧みな手だと思いました。

入場やり直しの際には、余りにもスムーズにVTRが流れた事から、あれは元々打ち合わせ済みだったのでしょう。全てが緻密に準備されています。

冒頭のディズニーを倒す映画の話は、単にビッグマウスなのですが、後の話につながる伏線になっているという点でも、巧みな構成だと思います。人間は冒頭の話が一番印象に残りますからね。

 

プレゼンで自分を好きになってもらうには

プレゼンを聞いてもらうには、リスナーからこの人は面白そうだ、話を聞いてみたい人だと思わせる必要があります。

彼は相方や同期の面白いエピソードを話す事でお笑い芸人らしく、観客の心を開くことを試みました。やはり人に自分の話を受け入れてもらえるラポールを築くには、笑いが最も有効である事は言うまでもありません。

でも、彼は元々根っからの嫌われ者。ただ、その後の話に繋げていくためには、学生たちに、この人そこまで悪い人じゃないのではと錯覚してもらわなきゃいけない。

まずは自分は嫌われ者であるという自虐をしながら、相方や同期の悪口を言うと言いながらも、彼らとの仲の良さが、随所にさりげなくアピールされています。そして、彼らのエピソードからネガティブな過去であっても過去を変える事ができるという構成に繋がっていきます。一見無駄話のようで、少なくとも3つ以上の狙いを持って緻密に構成された話だと思います。

笑いを取りながらも「この人口は悪いしイキってるけど、そこまで悪い人ではないのでは?」と一瞬でも思わせたら勝ちだったのでしょう。きっちり笑いを取って後半の本題に入っていきます

当たり前の事を角度を変えて何度も言うことの大事さ

後半のスピーチは実はツッコミどころが満載です。理論上は失敗というものはないという主張は彼の持論なのでしょう。でも、その失敗で死んでしまったらどうなるのでしょう?

過去を変える事ができるという主張はわかりますが、未来は変えられないという主張は、よくわかりません。ただ一般に言われている事と逆にする事で印象には残ります。

時計の話も12時になることや、長針と短針が重なる事を勝ちと定義していますが、これは何の説明もなく、よくわかりません。11時台で長針が短針に追いつかないからと言って、何故それが人間の苦難を示すことになるのでしょうか。

しかし、そんな事はどうでもいいのです。

彼が伝えたかったのは、冒頭から繰り返している「明けない夜はないから、負けてもいいから挑戦を続けろ」ということなのです。

それは非常にありふれたメッセージですから、これをそのまま言っても何も伝わらない。そして、一回のプレゼンで、沢山のメッセージを込めても消化不良になります。そこで、彼は伝えたいメッセージを一つに絞り、言い方を変えてそれらを繰り返しました。時計の話だってよくわからないけど、11時台だけは長針は短針に追いつかないんだという普段注目していなかった些細な気づきを、メッセージに無理やり組み合わせる事で、メッセージが頭に残りやすい仕掛けになっています。

終わった後に何が言いたかったのかよくわからないプレゼンが一番ダメなプレゼンですが、今回のプレゼンは誰が見ても、最初から最後までまで「挑戦する事が大事」というメッセージで貫かれていて明瞭です。そのメッセージを頭に残すためにいろんな仕掛けがなされ、このメッセージが繰り返されている。

これがよいプレゼンの見本だと思います。話の中身はありふれていて凡庸ですが、それを効果的に伝えて、相手の印象に残す為の技術が卓抜しています。

これが冒頭に彼が言ったコミュニケーションで、このプレゼンはそのお手本として今後も残っていくと思います。

 

荻野稔(おぎの稔)大田区議会議員はなぜ当選できたのか

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口座の不正譲渡で議員辞職をし、その後、元上司であり、日本維新の会の同僚議員であった柳ヶ瀬氏から、寸借詐欺の疑いありとしてfacebook上で告発されたおぎの稔氏が、2019年の大田区議会選挙で、無所属にて見事に当選を果たした。

荻野稔(おぎの稔)前大田区議会議員に対する同僚議員の告発について - Mのブログ

政党の援助もないなか、本人の不祥事もあり、厳しい戦いになるかと思われたが、予想を覆しての逆転勝利となった。その原因を考えてみたい。

そもそも倍率が高かった

国政選挙や都議会選挙は注目度も高いが、個人的には、区議会議員選挙は投票には行くものの、いつもえいやで誰かを選んでおり、結果を気にする事も殆ど無かったように思う。

今回おぎの氏が当選した大田区議会選挙は70名が出馬して、50名が当選した。これはいわゆる世の中で数多ある選抜の中では、決して高い倍率であるとは言えない。

選挙速報

泡沫候補や記念出馬と思われる人たちを除けば実質倍率は極めて高い。

横浜の神奈川区では、無投票当選が決まった

横浜市議選で戦後初の無投票当選 定数5の神奈川区 | 選挙 | カナロコ

他にも中核派の女性が当選したり、(余談ですが、この人昔からよく見かけますが、どんどん綺麗になってますよね」

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有名な泡沫候補であったマック赤坂氏も港区で当選、幸福実現党や反NHK党も議席も増やしたようだ。国政選挙とは余りにも厳しさが違う印象だ。

率直に言って、区議会議員選挙や市議会議員選挙は、数を絞って待遇を向上させ、質を担保する必要があると思われる。

地元で地域活動に汗を流し、しっかり顔を覚えてもらっていた

おぎの氏は前回の当選から300票ほどしか減らしていない。日本維新の会をクビになった事も、口座譲渡不正で辞職になった事もそれほどマイナスにならず、しっかりと支持者を掴んでいたということだ。

大田区の最低当選ラインは2500票であり、大田区人口の70万人のうち、浮動票を除いたたった2000人を味方につければ当選できるというのはそこまで高いハードルではない。区議会選挙は国政と違って数十人の中から一人を選ばなくてはならないが、正直言って、それだけの候補者の政策を吟味することは不可能であり、地元のイベントでよく見かける、駅前でよく演説していて親しみがある、という理由で投票者を選択する事が殆どだと思う。

そういった選挙ではどれだけ地域に密着して行動できていたかが全てで、彼はそれが出来ていたのだろうと思う。開票当日ですら、彼の地元の施設で火災報知器が鳴ったと聞くや、直ちに様子を見に行っていた。そういった行動が身体に染み付いており、それが有権者に評価されたのだろう。

不祥事はマイナスにならなかったのか

結論から言えばあまり影響はなかったのだろう。彼は「オタク議員」としてネットで名を馳せ、表現の自由を守る議員として活躍していたからこそ、不祥事後のネットの逆風は強かった。明らかにネットでの勢いは失速したが、現実の選挙にはそれほどの影響がなかった。

ひょっとしたら、有権者は寸借詐欺疑惑はおろか、不正口座譲渡事件すら知らない、もしくは知っていてもおぎの稔議員とは結びつかなかったのかもしれない。

そういう意味では、同僚から告発された寸借詐欺疑惑について一言も説明しないで、だんまりを貫くのも、選挙戦略としては正解だったのかもしれない。有権者はそんな事は知らないのだから、藪蛇をつつく必要はないし、そんな事で消耗するぐらいなら、駅前で自分の名前を連呼した方が遥かに得票に結びつくだろうから。

辞任からここまでの彼の行動は選挙に勝つという意味では合理的だったのだが、同僚から告発された不祥事を、有権者に説明せずに隠して、選挙に勝ったという汚名は残った。彼の禊はまだ済んでいない。今度は公人として、自らに対する疑惑に対して、きちんと事実関係を説明する事を望みたいと思う。案外と大した話ではない可能性も残っているのだから。

今更だが、秋元康には年頃の女の子を預かる資格がない

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ついに山口真帆さんが引退してしまいました。

痛いニュース(ノ∀`) : 山口真帆さん、NGT48を卒業 「私がアイドル活動をできる場所はなくなってしまった」 - ライブドアブログ

僕はアイドルの情勢について全く詳しくはないのだけれとも、AKB周りで事件が起こるたびに、何でこのグループの責任者として見られている秋元康が、だんまりを決め込んで表で説明しないのか、いつも全く理解できません。

秋元康は、制作・企画とかの得することには自分の名前を出して、問題が起こると全く表には出ないで、下っ端のハゲみたいなのが出てきて、よくわからない説明をする。彼らにも権限がないのか、説明の歯切れも悪い。

秋元康が、無責任な態度を取るのはこれが初めてではありません。

AKB握手会傷害事件時の対応

2014年に起きたAKB握手会傷害事件は、会いにいけるアイドルとして始まったAKBの存在基盤を揺るがすような重大な事件だったと思います。当たり前の事ですが、あらゆる仕事は安全が第一です。

秋元康は年頃の女の子を預かる責任者として、今後にアイドルの生命や安全を守るために、どうしていくのか、世間に対して説明し、女の子たちを守っていく責任があったと思います。しかし彼は当時公の場に出ても、何もコメントせず無責任な態度をとり続けました。

事件から1ヶ月経って出したコメントがこれ

秋元康ついに事件語る「メンバーに臨床心理士付きっきり」 - LINE NEWS

臨床心理士つきっきりってどこまで他人事なんだって感じだし、とても責任者のコメントとは思えません。

結局、数ヶ月であっさりと握手会を再開したものの、今後の安全確保について、秋元康からの説明はなかったと思います。

山口真帆さんの件は今回の件とは違いますが、女の子を守らない、対策を取らない、説明しないの無責任体質は全く変わっておらず、このグループが存続する限り、似たような問題はこれからも起きると断言します。

なぜマスコミは秋元康のコメントを取りに行かないのか 

NGTの件については、そもそもの発端として山口真帆さんの安全が、グループのファンにより危険に晒され、それらは内紛がきっかけであったと言われています。そして、山口真帆さんは最終的にグループのあり方に疑問を公に提示して、やめる事になりました。

これに対して今後にどのようにグループとして対応するのか、一切公にコメントを出さない秋元康も異常ですが、ろくにコメントも取りに行かず秋元康の責任を追及しないメディアも異常です。

女の子たちに罪はありませんが、結局は秋元康の傘下にあるグループにいる彼女たちを応援し、お金を落とす事で、秋元康という受け皿に金が入り、この無責任体質が継続して、女の子たちがいつまでも危険に晒される事になります。本当にそれでいいのかファンも考えていく必要があると思います。彼がいなくなってもアイドルという存在がなくなるわけではないのです。

この件はNGTだけの問題ではなく、秋元康を頂点とするAKBグループ全体の問題と考えるべきでしょう。

 

若い人に伝えたいこと。思っていたより、酒は身体に悪い

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知り合いの旦那さんが、鬱からくる酒の飲み過ぎで肝硬変になったらしい。それだけでも、残念な話だが、脳に来てしまい、言動がおかしくなったり、奇行が目立つようになり、仕事もできなくなってしまったようだ。

本当はお酒は怖い

酒で単に身体壊して野垂れ死ぬだけならまだいいが、身体が壊れる前に脳にきてしまった人は周りが悲惨だ。そこまでいかなくても酒を大量に飲む人は、高齢になると飲んでいない時でもロレツが回らなくなっている印象がある。アルコールは、一時的に脳の機能を麻痺させる機能があり、これを求めてお酒を飲む人もいるが、恒常化すれば、脳に悪い影響が出るのは、素人でも何となくイメージできる話だ。

若い人には酒にはそういうリスクもあるのを知っておいてほしい。世の中には酒は百薬の長だとか、適量ならば良いと言ったお酒の害を軽視し、メリットを強調するような言説が目立つが、30も後半になると、酒で人生を壊した人の話をチョロチョロと聞くようになる。

マスコミではあまりそういった人を取り上げない。スポンサーへの配慮もあるのだろうか。酒は外食産業とも深く結びついており、市場規模が巨大であることから、酒に関するネガティブなリスクはマスコミも積極的に報道せず、むしろメリットを強調しがちになる事はあり得る話だ。

どんな人が飲みすぎてしまうのか

印象としては真面目な性格だが、メンタルが弱く、コミュ力が低くて孤独な人ほど、過剰にお酒に傾倒して身体を壊しているイメージがある。彼らは運動や健康的な生活そのものを内心で馬鹿にしてしまう傾向があるように見え、殆ど続いていない。

大酒飲みである事をアイデンティティとし、それをネタにしたり、自虐に走る状態もまずい。

そういう人たちは、次のステップとして、酒を飲むことをことあるごとに正当化し、少しでもその事に意見されたら激しく怒るような状態になる。こういう人は完全に依存症だ。

じゃあ、どうする?

最近の研究では、お酒の適量はゼロ、つまり飲まないのが最も身体に良いことがわかってきた

「お酒は少量なら健康に良い」はウソだった? | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

酒はコミュニケーションツールと割り切り、一人でいる時には極力飲まないのが正解なのかもしれない。

20代のうちはとにかく飲み会が多かったので、酒はよく飲んだし、イッキ飲みみたいな事もよくやっていた。しかし30超えて前日に酒を飲むと次の日しんどくなる事が多くなり、これはかなり身体に悪いんじゃないかと思うようになってから、あまり飲まないように心がけるようになった。家でもたまに飲むがそれも完全にやめようと思っている。

ただし、ストレス解消効果のようなものはあるので、完全に否定はしない。ただし、人生を壊すリスクがあり、壊された人が何人もいるのに、そういった人たちは余り可視化されていない事を知った上で、怖がりながら上手に付き合って欲しいと思う。

 

荻野稔(おぎの稔)前大田区議会議員に対する同僚議員の告発について

 

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かって大田区議会議員であった荻野稔氏は2018年12月に議員を辞職しました。

そのきっかけとなった事件は、彼がお金に困って譲渡した口座が振り込め詐欺に悪用され、その責任を取ったものでした。この件については、これだけ口座の取得が厳しくなる中で、インターネットで見つけた業者に、キャッシュカードや通帳を渡せばどうなるのかは子供でもわかることでしょうから、この一件をもって議員の素質なしと見ることも可能です。

大田区議の口座が振り込め詐欺に悪用 警視庁が区議を事情聴取 - 産経ニュース

しかし私は以下の理由から、彼はまたやり直せばいいと思っていました。

  • 議員辞職してケジメをつけたこと
  • 被害者に被害金額を弁済したこと
  • 本人の弁によると、親族から執拗に金銭の提供を求められていたこと
  • 困窮した時に自分でも信じられないような不注意な行動をとってしまうことは理解できること

ただ、余りにもあっさりと返金できたところから、どこからそんなお金が出てきたのだろうと不審に思う点はありました、

そして残念ながら上記の説明を疑わざるを得ないような事態が起きてしまいました。

彼の政策秘書時代の上司であり、同じ日本維新の会の同僚であった柳ヶ瀬氏から信じられないような告発があったのです。

柳ヶ瀬氏の告発について

柳ヶ瀬 裕文 - 荻野前区議の議員辞職について(長文)... | Facebook

柳ヶ瀬氏の告発は真摯かつ信憑性を感じられるものですが、おそらくショックを受けたためかやや長くなっているので、要約したいと思います。

  • 荻野氏が、大田区在住の独居高齢者(80代)の方から、多額(柳ヶ瀬氏の主観)の借金をした
  • その方は「借金をしたこと」は誰にも言わないように、荻野氏から口止めをされた
  • それまで定期的に荻野氏が訪問してきたが、借金をした後は一回も来なくなった。それが今回発覚までの期間でいうと一年半に及ぶ。
  • この方は「口止め」されていた為、返金されないことを誰にも相談出来ず、思い悩んでいらっしゃったのですが、「不正カード事件」の報道を見て、ご自身も何か悪いことに関与してしまったのではないかと考え、相談され発覚。相当、憔悴されていた
  • この事件が会派の同僚議員の知るところとなり、柳ヶ瀬氏から荻野氏に確認したところ、事実関係を認めたことから、会派として「議員辞職勧告」を提出することとなった
  • 荻野氏は「失念していた」と言っていますが、借金前は定期的に訪問しながら、借金後は一回も訪問していないという実態があり、信ぴょう性に欠ける
  • 維新の会派のメンバーは、これは「寸借詐欺」ではないかと激怒した
  • 同様の事案が他にもあるのではないかと考え、柳ヶ瀬氏は弁護士に調査を依頼。その結果、判明しただけで、さまざまな個人から1月末時点でかなり多額の借入金があることが判明。これは、党や会派に対して、金銭の問題はこれ以上ないと報告していたことと明らかに齟齬がある。

 

柳ケ瀬氏のfacebookに記載されていたことを要約すると上記になります。

議員時代はかなり金遣いが荒かったという記載も見られます。これらの告発に対して荻野氏からは何の反論もなく、釈明もないので、いったんはこれらを事実であると看做して、以下私の意見を記載していきます。

 

荻野氏は、選挙に出て有権者に信を問うのであれば、この告発に対して事実関係を説明するべきでは?

結局、荻野議員はこれらの疑惑に対してなんら答えることのないまま選挙に出て、支持を訴えています。

これらが事実だとしたら、独居高齢者の方に結局お金は返したのでしょうか?

様々な個人からかなり多額の借入金があったのであれば、現時点では全てを返せていない可能性があり、そのような状況で、出馬して返済を遅らせてもよいのでしょうか。

もちろんこれらをどのように処理するのかは荻野氏の勝手でありますが、一切の説明を放棄して、選挙に出るのは、前議員であり、今回の選挙での再選を目指す公人としての説明責任を果たしていないと私は思います。過去に失敗のあった人間は、議員になるべきではないとは思いませんが、疑惑をかっての上司や同僚からかけられながら一切説明せずに、事情を知らない有権者から票を集めることが一般的に許される事なのでしょうか?

おぎの稔 大田区議会議員選挙候補者 on Twitter: "現在SNS上で書かれているお話について お世話になっております。おぎの稔です。表題の件で、ご心配をおかけしている方もいらっしゃると思います。また、何の事かわからないと言う方もいらっしゃると思いますが、後に折を見てご説明させて頂きます。"

荻野氏はこれ以降は何の説明もしていません。折を見て、とは選挙後のことでしょうか。もしこの件で逮捕されるような事になれば、また議員辞職をしなければならなくなるのですから、少なくとも選挙前には、有権者には自ら事実を開示するべき責任があったと考えます。

 

日本維新の会としてケジメはつけないのか?

日本維新の会は、柳ケ瀬議員のfacebookの書き込みだけで全てを終わらせているように見えますが、かって所属していた議員の不祥事なのですから、以下を明らかにすべきです。

  • 何が起きてどう対処したのか
  • このような人物を一時でも所属させ、当選させてしまったのはなぜか
  • 党としてどのように考えているのか
  • 今後の再発防止策をどうするのか

これらを有権者に説明しないまま選挙を行ってよいのでしょうか。党としての考え、責任、反省が全く見えてきません。

荻野前議員のことより、本質的にはこちらのほうがよほど問題であるような気がしています。

 

もうsnsで男女論を語るのはやめよう

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ツイッターを7年ほどやってわかったんですが、ツイッターでは、毎日毎日、なんで男(女)の気持ちや考えを、女(男)はわからないんだとお互いにうんこ投げ合ってるものの、結局のところ男(女)の気持ちや考えは、女(男)にはわからないから、いくらうんこ投げあっても、お互いの理解が深まる事はないんですよね。全く別の生き物なんでしょう。

デートで男が奢るべきかどうか、女性は下方婚をしないのはなぜかの議論が延々とループするのは、結局のところ、これらがどれだけ言葉を尽くしてもお互いに理解ができない本能的なところに根ざしているからだと思います。

そこで男女の役割を明確に分けて、お互いが同じフィールドでかち合わないようにしてやり過ごす仕組みは、ある意味、合理的でうまい事言っていたわけですが、近代になって「人間の人生はその人間の意思で自由に選択できる」という価値観を最上のものとしたことにより、女性側の「私も男みたいなスタイルで人生を過ごしてみたいんだけど」という要求を無視できなくなり、また女性の労働力を活用できるのは経済にとっても大きなメリットがあるので、その辺の思惑が一致して、女性の社会進出が進んだのがここ20年ぐらいの話です。

これは現代社会で最重要視される自由な選択という価値観と経済というこれまた生活上の最重要な要素がガッチリ噛み合って生まれたものなので、この流れが元に戻っていく事はありえません。

お互いが何を考えているのかわからない生き物が、同じ場所で同じ目的で、同じ事をしないといけなくなったので揉めるのは必然なんですが、それ自体はどうしようもない事なので、男側の理屈や合意形成の仕方を女性に押し付けたところで、彼女たちには彼女たちのコミュニケーションスタイルがあるので、従うわけもないんですよね。逆もそうです。

自分たちのコミュニケーションスタイルを異性に押し付けている女性をフェミニストといい、逆のパターンをアンチフェミニストというのでしょうが、お互い全く考え方やコミュニケーションスタイルが違う(というか一方から見たら理不尽に見える)事を前提として受け入れて、じゃあその中でどうやって折り合いをつけていくか、考えた方が生産的だと思いますが、このフェーズに入るまでに後10年以上かかりそうな気がしています。

人生に恋愛経験はいらない

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のではないかと最近思っています。より正確に言うと、人間の成長という観点では、恋愛経験は必須の事項ではないと考えるようになりました。

僕は10代から20代にかけてあまりモテず、人並みの恋愛経験がありませんでした。その時にこたえたのは、モテない事そのものではなく、モテない事により自分が人間的に欠陥があるように思われ、また同年代の人が当たり前に積めている経験を自分が積めてない事でした。これに大きな引け目を感じていました。

ただ妻に拾ってもらって30で結婚をし、その後二人の子供に恵まれた今となって考えた時に、自分が若い頃にモテなかったことは全く大した事ではなかったと本音で思うようになりました。

僕の数少ない恋愛経験で考えても、恋愛経験によって恋愛が多少上手くなる事はあっても、他の場面(仕事、友人関係など)でのコミュニケーションスキルには全く影響はありません。求められるスキルが違うからです。

結婚した後に恋愛をする必要は基本的にはないことから、今現在の自分で考えた時に恋愛経験が少ない事が、今及び今後の人生にとって全く支障になっていません。

結婚や子育ては僕の人生を彩り、人間的な成長という意味で大きく寄与してくれましたし、これからもそうでしょうが、恋愛経験が何かに役に立った記憶はなく、もっと恋愛経験があれば何かが変わったという実感もありません。

 

むしろ僕がモテなかった事で、10代から20代は自分のやりたい事に100%の時間を割けた事(資格試験、ゲーム、麻雀、読書、音楽)が今ではとても良い経験になり、思い出になっています。

結婚をしたら異性とずっと同じ時間を過ごす事になるわけですから、結婚までの猶予期間にわざわざ異性と過ごして、大事な大事な自分の時間を減らす必要も無いように思えるのです。結婚して子供が生まれたら自分の時間は驚くほど消えます。

性欲解消はきっと風俗で十分でしょう(そうでない人は頑張ってください)

これは今恋愛して楽しんでいる人にケチをつけたいエントリーではなくて、僕と同じように非モテで苦しんでいる若い人に、「そんな事で、苦しまなくていい。お前はやりたい事をやっていいんだ」というメッセージです。

…でも本音では可能なら結婚だけはした方がいいと思っています。

ただこれも、価値観や娯楽が多様かつ豊富になった今において、恋愛はともかく、結婚や育児経験がなければ人生が輝かないという事もないのではないかと最近は思っています。若いうちはとにかく他人の目が気になって、自分が周りの人と同じでない事に苦しんでしまうのですが、それは30代になると消失する(僕の場合は結婚というイベントがトリガーになったのかもですが)ので、自分の人生は自分がやりたいようにやってほしいと切に思います。